アラフォー独女's Diary

一応大企業にで働いているけど、給与は残念。これから上がってもらわないと老後が心配。最近いろいろあって新しい部署に異動したけど、上司よりも他部署の若者たちのほうが人として見てくれている感じ。これからどうしたものかと悩みながらも、逞しく生き抜いてやりたいことやほしいものは手に入れようとあがき続ける。数年後には平和に暮らせると信じるアラフォー独女。

大企業とゴミ社員

大企業、よく考えるとその定義はあいまいだ。例えば中小企業だと製造業の場合「資本金3億円以下もしくは従業員数300人以下」とか「小規模企業者20人以下」、卸売業だと「資本金1億円以下もしくは従業員数100人以下」とか「小規模企業者5人以下」等と中小企業基本法で定められている。でも、大企業にはそれがない。強いて言うなら「中小企業以外」。
それでも私が今所属しているのは間違いなく誰もが知っている大企業だ。資本金は一千億円以上、従業員数は三万六千人以上。私が就業した会社の中では最大規模だ。
これまでいくつかの会社を正社員、派遣、契約社員を経験しながら渡り歩いた私は、派遣としてここに入社し今は準社員として就業している。
私は私なりに努力し、幸い関係部署内でも能力はそこそこ評価してもらえている。

でも、その評価を信じてよいのか、ふと不安に襲われることがある。

誰でもそんな不安を感じることはあるだろう。自信と劣等感は常に表裏一体だ。そして人間誰しも得手不得手がある。でも、私がここで不安を感じた理由はそんな個人の内面的なものではなく、この会社の「人の使い方」だった。

この会社にはたくさんのゴミが転がっている。

大企業なので正社員は当然有名大学の卒業者が多い。それはどこでもそうだろう。
実際、この会社の上層部は早慶上理関関同立といった有名私大すらも問題外、東大京大なんかの国立大学卒揃い。大学でとっているのか、と突っ込みたくなるが、やはり有名大学はOBがいたり、低学歴の人と比べて教養があるのはほぼ間違いないので信頼がおけるのだろう。そして底辺の大学の人はそもそも「どうせ無理だから」とエントリーすらしないのが現実だと思う。

そして、私の上司だった男も某有名国立大学の卒業者だ。先日、採用者から人気の大学で1位に選ばれたあの大学だ。詳しくは知らないが中途入社で何年か他部署で働いたのち、現在の部署に課長という肩書を与えられて着任した。彼はつい数か月前までは課長だった。2年間私の上司だった。だが、私が適応障害になったことをきっかけに一旦課長職を解かれているのだ。とは言え、役職手当が外れても給与は私の3倍、係長の上の職務とほとんど立場は変わっていない。しかも私が適応障害に陥ったのは彼が「作業しない、管理しない、責任取らない」の3ない上司で、そのしわ寄せの多くが私に来ていた上に、限界に達した私が「無理だ」というと「無責任」「非協力的」と非難するに至った為だというのに、課長の肩書が外れた以外はなんのお咎めもなくのうのうとしている。これでまだ反省していたら救いがあるのだが、私の休職中に営業担当がミスした時にも「お前、庶務でもする?」と(庶務担当に失礼でもあるが)バカにしたように言ったというのだ。まさしく存在意義がないどころか有害でしかない。しかし、会社は彼を守るのだ。正社員なので当然簡単に解雇できないのは理解している。でも、せめて他人に害を及ぼさないところに追いやることはできないのか。まず、これが一つ目の粗大ごみ。

そして二つ目のゴミ。
彼女は2年10か月前入社した派遣社員
前任者の代わりとして採用された。
彼女の前に一人採用されたが、ここの業務は自分には無理だと辞めてしまい、前任者の退職まで時間がないという状況だった。
最初からミスの連発、アラフィフなのに泣く、注意をするとキレる。一緒に仕事をするのがめちゃくちゃしんどい。でも、もう採用しなおす時間なんかない。その上、その頃は移動が多く私が採用された時の課長はアメリカの現地法人に異動、その次に来た課長は3カ月ほどで今度は韓国の現地法人に異動、そしてさらに次に来た課長も数か月で4月の体制変更の時期となる、という運の良さで誰にも査定されることなく彼女は解雇されずに半年を生き残った。そしてその4月の体制変更で来たのが、前述のゴミ課長。当然放置。彼女の仕事に問題があることを認識しており更新の時期に2人が「満了」というもゴミ課長が「新しい人を雇うよりは」といいなんやかんやで2年10カ月。派遣の3年ルールでどうなるか、というときに私が適応障害にかかり「人がいない」というどさくさで派遣会社の正社員になる、という裏技で会社に残り続けることになり、今は私がしていた職務を引き継ぎ現地法人や他部署に迷惑をかけまくりながらも業務上無関係の人からはまるでとても、仕事がよくできているかのように見える振る舞いでと毎日を過ごしている。一応今の課長は彼女のミスを認識しているが、チームの問題と考えているのか解雇は検討していない様子。ここまでくると運がいいを通り越して、黒魔術でも使っているのではないかと思うほどだ。納期調整漏れ等問題を多発させ現地法人や他部署に迷惑をかけ、しかもそのミスを別の子になすり付けようとするクズっぷり。そして、能力がある派遣社員は2年すると準社員に推薦されるが、彼女の場合はそれもなく、後で入った派遣社員準社員になるのを横目で見ながら平気で居座り続るというハートの強さ。入社時から「私メンタル弱いんです」と言い、契約更新の時期になる度「私、辞めます」と言っていたが、驚くべきメンタルの強さである。彼女のミスをフォローしたり、注意したりするとキレられたり、無視されたり、という理不尽な行いをされ、それを避けるために必要以上に気を遣う事に疲弊していた私はゴミ課長とのダブルパンチで本当にメンタルをやられてしまった。

私がいるチームは5人のチーム、そのうちの二人がゴミ、というのはかなり比率が高い。なんとチームの40%である。この比率が他の部署でも同じで、2010年代の管理職割合26%を引くと約二万六千人の社員がおり、そのうちの一万人が粗大ごみという計算になる。それとも他の部署は粗大ごみがいても1人いるかいないかで私のいる部署がおかしいのだろうか。


そして、いまこんなことを暴露している私も、給与分以上の仕事はしていても、人によってはゴミと判断するかもしれない。
そもそも私の仕事ぶりは評価してもらえているもののこんな前述のゴミを大事にし続ける人たちの評価が正しいのだろうか。

ついでだが、私が休職する前に新しく入った派遣さんも前の会社の悪口を言いまくる、マウンティングしてくる、今の仕事のやり方を教えた時点で文句をいう、病気を持っている、などなど、あまりありがたくない人材だが、「新しい人を雇う時間がない」とこれまた継続。

本当のゴミは採用ミスをしながらも認めず、現場に彼女らを丸投げしてほったらかしの上層部かもしれない。

世間では新型コロナの影響で倒産する会社や、失業する人が続出する中、ゴミ社員さえも大事に保有し続ける大企業。なぜなら企業自体に体力があり倒産の危機にないからだ。ここはゴミ社員の救世主となりうるのだろうか。その場合はゴミ以外の利益もしっかり守ってほしいものだが、彼らにその認識がなければどうしようもない。