アラフォー独女's Diary

一応大企業にで働いているけど、給与は残念。これから上がってもらわないと老後が心配。最近いろいろあって新しい部署に異動したけど、上司よりも他部署の若者たちのほうが人として見てくれている感じ。これからどうしたものかと悩みながらも、逞しく生き抜いてやりたいことやほしいものは手に入れようとあがき続ける。数年後には平和に暮らせると信じるアラフォー独女。

【自己愛性人格障害(パーソナリティ障害)】逃げることにしました③

 こんにちは、奈良美佐です。

 前回の「逃げることにしました②」では市原さんが原因と思われる私以外の退職者について書きました。

 今回は、本人にも問題がありますが、一緒に働いていたのが市原さんだったために、本人が持つ問題以上に悪いポジションに置かれてしまい契約を満了させられてしまった派遣社員さんについて書きたいと思います。

 

 彼女の名前はここでは仮に鈴本さんとします。鈴本さんは入社のあいさつですでにちょっと「やいこいしそうな人」という空気を放っていました。一般的に事務職員としては珍しい左右非対称のヘアスタイル、なんだか上から目線のマダム感漂うしゃべり方と態度。

 

 実際に仕事をしてみると、まだ仕事も覚えていないうちから業務のやり方に文句を言ったり、ミスを注意しても逆に不機嫌になったりと、見たままの人であることがわかってきました。

 

 でも、彼女は言葉遣いがきれいだったり、英文メールをみても文法もちゃんとしてるし、この事務所でよく使われているエクセルについてマクロを作れるというセールスポイントがありました。逆にメニエール病があるというネガティブも持っていましたが……。

 

 と、しょっぱなから香ばしい匂いがする感じの鈴本さんですが、課長と話して教育は市原さんにしてもらうことにしました。が、そもそもそれが間違いだったのかもしれません。市原さんからの鈴本さんレポートは下記の通りでした。

①仕事中にでっかい溜息をしょっちゅうする

②突然「あぁ~~~!」と髪をかきむしる

③「嫌いな人は無視することにしてるんです」と言っていた

④以前いた会社の悪口ばかりを言う

⑤マウンティングばかりしてくる

などです。一年以上前の話なので、結構忘れていると思いますが覚えているだけでこの5件。

 

 ④についてはネタとしてもいける感じでしたのでべっと書かせていただきたいと思います。で、ここで何が問題かというと、私は市原さんがなんでも自分の都合よく物事を言う天才であり、市原さん本人こそがマウンティング大好き女であることを知っている私でさえ、

「ああ、やっぱり鈴本さんはやばいんだ」と信じてしまったところです。

 市原さんがやばい人とわかっていても信じてしまう。それは市原さんのそいう技術がすごいのか、私がお人よしなのか、はたまた鈴本さんの挙動にそれを信じさせるに足る十分な要素があったからか、おそらくその3点すべてによるものだと思います。そして、鈴木さんの契約更新が決まった時に思いました。「やっと市原さんから解放されると思ったら、市原さん二号みたいな鈴本さんとまたやり直さなければならないのか……」。そして市原さんに言われて一緒に上司に抗議した(というか実際はほとんど市原さんから聞いた話を私が言ったうえに、市原さんはいい人面で「鈴本さんは病気があるから心配なんです」とだけ言ってたので、私はまんまと使われたのだと後で気づいた)ら私が無責任で非協力的だと言われてしまい、これまでのストレスが爆発し適応障害を発症し休職するに至ったのです。

 抗議した、と言っても、契約更新がさけられないならフォロー体制をきちんと作ってほしい、丸投げされても私一人では対応できない、というものでした。

 

 前置きが長くなりましたが、本題はここからです。

 私が休職したために、業務は市原さんと鈴本さんのお二人で行うことになりましたが、当然ミスが続出。先日「逃げることにしました②」で書いた中国人の子が入りました。仕事をおしえてもらえず、病みかけたところで別チームに担当替えになった彼女です。で彼女が担当替えになった後は完全な事務員二人体制ですが、受注処理漏れも納期調整漏れもなくなることはなく、管理職が注文書のチェックをするという異常事態が今も続いているそうです。

 

で、私は今はもう彼女たちのに関与していないので詳細はわかりませんが、市原さんは「鈴本さんのフォローが大変」と言っていたそうです。そして彼女と同じチームの営業から転送されてきたメールには「鈴本さんはもういいです。気が利かなすぎる」と書いてありました。でも、その営業の子や他数人から聞いた話だと、鈴本さんのミス、ぜーんぶ市原さんがやってたのと同じなんですよね。

1)受注システムの日付メンテミス

→週報と言って毎週集計データをシステムからとるのでメンテしていました。市原さんは毎週何かしら間違えていて、集計担当者から「数値がおかしいから確認してください」と言われたときは「私が間違ってる前提で言ってるのむかつくわ」と怒ってました。私は心の中で「そら、毎週なにかしら間違ってたらそうなるやろ」と思いましたが口に出すのは我慢しました。ちなみに、一度は市原さんがメンテ担当の時にしてなかったから「やっといてくださいね」と私が言ったにもかかわらず放置、集計した売り上げ予測と実際の売り上げが大幅にずれて課長がめちゃくちゃ怒られてたこともあります。

2)生産管理に流すじゅちゅう予定台数の入力間違い

→市原さんの入力もめちゃくちゃで、彼女が担当してから一年半くらいは私が全部修正していました。何度かはそもそもupdate自体をしていなかった、つまり業務を怠っていました。その後も私が休職する直前まで漏れが散見されたので、随時声をかけて対応してもらっていました。今は情報が入ってこないのでわからないけど、おそらく雑な仕事っぷりは変わっていないのでしょう。

3)受注データ入力漏れ、納期調整漏れ

→これも私が休職する直前までフォローしていました。担当機機種・台数ともに少ないにも関わらず月2~3件は漏らしていました。

4)病弱でよく休む

→市原さんは飲み会の翌日はたいてい遅刻か有給でした。会社のお金で東京の展示会に行った際は、4時半ころに「そろそろ行かないと友達との約束に間に合わない」と観覧を切り上げて友達に会いに行き、翌日は見事に遅刻してきました。そして一言「結局昨日10時ぐらいまで向こうにいたんですよ~」

 

もしこれが鈴本さんの契約満了の理由であるならば、市原さんも本当はすでに満了していなければならない。しかも市原さんは上記4点に加えて

・逆切れする

・突然数日に渡る無視をする

・出荷依頼作成時に毎回一件は依頼漏れがある

・物覚えが悪い

・理解力が低い

などなど、たくさんの欠点があるのに更新され続けているのです。

 

確かに鈴本さんは問題があり、契約を満了されても仕方ないのかもしれません。でも鈴本さんよりもスキルがないうえにたち悪い市原さんは今も残っています。

ひとえに運の良さとターゲット以外には裏の顔を見せない以上な異常なほどの腹黒スキルのなせるワザでしょう。

とはいえ、彼女のメンタルの浮き沈みが尋常でないこと、国語力と理解力の低さから時々何を言っているかわからないこと、少なくとも4人の人間ともめていることは上司も知っています。

なのに、彼女を野放しにしているのです。

部長と市原さんの話をしているときに言われました。

「彼女、最近辞めたいって言わなくなったでしょ。家の事情でやめるわけにはいかないみたいなんだよね」

……それ、ほんまなん?

疑ってしまう私の人間性を問題視する人もいるかもしれません。

なので部長には言えませんでした。

でも、彼女は首にならないためだったらそれぐらいの嘘をついたり、そおまであからさまではなくても、それっぽいことを言って誤解を誘導するぐらいのことは平気でやってのけることを私は知っています。今まで何度か見てきたのです。

 

そして、さらに私が「市原さんはウハウハで仕事をしてますからね。辞めたいとは思わないでしょう」というと部長は「なんでウハウハでいられるのかね」。

あんたが野放しにしてるからやろー!!!

 

ちなみに前に監査関係で部員が集められて彼女の担当分をみんなで助けてもらえないか、という話になった時も、事務所に戻るなり「あんな言われ方して気分悪いわ!」と怒ってました。

 

彼女を首にするまでいかなくても、私に対するモラハラ行動や、就業中の無駄にでかい声での雑談を辞めさせるとか、なにかひとつでも改善されれば異動を希望するところまではいかなかったと思います。

 

部長はこんな一言もいいました「もうすぐ設計の人が上司になるからね。その人が市原さんをきるでしょう」

まあ、なんて無責任なセリフでしょうか!!!

 

結局は上司に対する不信感。これが異動を希望するに至った本当の理由かもしれないと、今は思うのです。

ここまで読んでいただきあり瓦当ございました。

 

奈良美佐