【自己愛性人格障害(パーソナリティ障害)】彼女が選挙に行かなかったワケ
うちの会社ではお昼休みに放送が流れます。そして選挙の時期になると「選挙に行きましょう」、選挙が終わると「選挙にはいきましたか」などの言葉がでてきます。
ある選挙の際、いつも通りに放送がありました。「当日選挙に行けない場合は、期日前投票に行きましょう。」(選挙後でも次の選挙の為か、この発言がつきます)
その時、私が何気なく
「ああ、私当日の選挙行けないから期日前にいってきましたわ」
と言ったところ、市原さんは
「ああ、私行けなかったんです」
自分の住む地域の現在の県知事すら知らなさそうな市原さん、多分行ってないだろうな、と思っていたのでもちろん私は驚きませんでした。
「そうなんですね」
普通に、当たり障りなく、そりゃもう普通にかるーく流したつもりでした。
もちろん責める気持ちなどカケラもありません。
そもそも、市原さんが選挙に行かなかったからといって、彼女を責めるような立場に私はありません。
先に書いた通り、行ってないだろうな、と思っていたので「ああ、やっぱり」と思っただけでした。
なのに彼女が続けた言葉は
「選挙の紙が来なかったので行けなかったんです」
と突然言い訳をするのです。
ほんまに紙=選挙葉書が届いてなかったら「そりゃあかんやろ」。
うっかりそれを信じた私は何も考えずに真面目に答えてしまいました。
「参政権っていうぐらいなんで投票は権利ですよ。それ言わないといけないですよ」
すると彼女は急に焦り出して
「あ、お、お父さんがどっかやったんかも。うちのお父さん、広告と一緒に必要な書類もすぐにどこかにやっちゃうから。」
市原さんのおとうさーん、なんか悪者にされてますよー。
娘さんが選挙に行かなかったのはお父さんのせいらしいですよー。
ここから見える自己愛性人格障害の特徴
①被害妄想:別に責めてなにのに勝手に言い訳を始める
②他責:選挙に行かなかったのは紙が届かなかったから
③他責&つじつま合わせ:選挙の紙がなかったのはお父さんがどこかにやった
彼女はこんな感じで、言い訳をした直後に、それがおかしいことをつっこむと「じゃあ」といって新たな言い訳を始めることがよくあります。
「じゃあ」ってなんやねん、「じゃあ」って。
なんでそれでいかなかった理由が変わんねん。
結局、彼女の選挙葉書は届いていなかったのでしょうか。それとも市原さんのお父さんが広告と一緒にどこかへやってしまっていたのでしょうか。はたまた、実は届いていたけど興味がないとか面倒くさいからとかで行かなかっただけでしょうか。
そもそも広告に混ざっているだけなら探せばすぐに出て来るとは思いますが、とりあえず真実は「藪の中」です。
それにしても、その場しのぎで息をするように適当な言い訳を思いついて口にする、その才能と頭の回転の速さには脱帽します。
ちなみに後日知ったのですが、選挙って葉書が無くても身分証明書を持っていくことで投票は可能なのですね。皆さん、出来る限り選挙は参加しましょう。