アラフォー独女's Diary

一応大企業にで働いているけど、給与は残念。これから上がってもらわないと老後が心配。最近いろいろあって新しい部署に異動したけど、上司よりも他部署の若者たちのほうが人として見てくれている感じ。これからどうしたものかと悩みながらも、逞しく生き抜いてやりたいことやほしいものは手に入れようとあがき続ける。数年後には平和に暮らせると信じるアラフォー独女。

文通始めます

文通を始めることにしました。

そして、今日はその最初の手紙を書きました。

お相手の方も本を読むのがお好きとの事で、本のことなどたくさんお話できたらいいな、と思います。

で、今回はなぜ私が文通をしたいと思ったのかを書いたのですが、それで気が付いたのは私が別で書いている読書記録や、ツイッター読書メーターの感想ってどこか正直じゃないのかも、という事です。

 

下記、今日書いたお手紙の内容なのですが、言ったら本の紹介みたいなものです。でも、勝手にペンが動いて、つまり、たぶん私の素直な気持ちなんだと思います。

 

そんなつもりはなかったけど、若干恰好をつけて書いたようなかんそうよりも、こっちのほうがずっといい気がします。

 

〇〇さん、こんにちは。ジモティーで応募させていただきました◇◇です。

お手紙が遅くなって申し訳ありません。

まずは簡単に自己紹介をさせて頂くと

 名前:※※※※

 職業:△△△

 年齢:××歳

 独身です~~;

メッセージのやり取りの中でも少し書いたのですが、文通をしたいな、と思ったきっかけは小川糸さんの『ツバキ文具店』という小説です。

主人公のハトちゃんはお母さんが行方不明(多分蒸発したんだったと思います)でおばあちゃんに育てられ、今はおばあちゃんの後を継いでツバキ文具店を営んでいるのですが、その文具店は少し変わっていて「代筆屋」というのをやっているんです。

ツバキ文具店には事情があって自分では書けない手紙を書いてもらおうと色んなお客さんがやってきます。ハトちゃんは一人一人の事情やキャラクターに合わせて便箋を選び、ペンを選び、文字を選んで手紙を書き人々に幸せを運びます。私はみていないのですが、ドラマ化されていたそうです。そして私はこの小説で初めてガラスペンの存在を知り、いつか使ってみたいなあ、と思っています。とても素敵なお話なので機会があれば、読んでみて下さい。〇〇さんも読書がお好きとのことなので、お気に入りの本のことなどお話できたら嬉しいです。

 

こうやって書き写してみると、もっとああ書けばよかったと思うところがいくつかあるけど、同時に「やっぱり手書きっていいな」とも思います。

やたらとデジタルで人のぬくもりを感じることがない昨今、文通を始めてみたのはとてもよかったかもしれないとさっそく思ったのでした。

 

奈良美佐