【自己愛性人格障害(パーソナリティ障害)】会議でのこと②
前回に続いて、会議での事です。
先日、仕事で使うシステムのある機能についての説明会がありました。
議長は中国語が出来る金田さん。
機能そのものの説明の後、エクセルを使う機能なので、それらのファイルがどこにあり、作成したものをどこに保存するか等の話になったのですが、その時彼は言いました。
「フォルダ名はShanPaoです」
うちの部署には中国人がたくさんおり、むしろ日本人よりも多く在籍しています。そして、その人達から一斉に笑いが起こりました。私は中国人ではありませんがその意味は知っていたので笑いました。あくまでみんなの笑いに埋もれるレベルの声で。
その時いっとう大きな声で笑い声をあげたのが、だれあろう、われらが市原さん。
笑いの合間を縫って金田さんはさらに続けます。
「日本人だとこれ、サンパオっていう人が多いんです。サンパオじゃありませんよ、シャンパオですよ」
市原さんはなおも笑い続けます。
「サ、サンパオ!」と復唱しながら。
そして突然、素に戻り私の隣にいた中国人の王さんにトーンを落とした低い声でこっそり聞きました。
「悪い意味?」
意味わからんと笑っとったんかーーーい 笑
金田さんは明らかにウケ狙い、周りもほとんどの人が面白そうに笑っている。ある程度周りに流されたりして面白さを感じ、笑うことはあるかもしれない。でも、市原さんはそんなレベルではない。誰よりも大きな声で、意味も分からない言葉を復唱してまで笑うのです。それこそ大爆笑!ShanPaoの意味も分からず、一体何がそんなに面白かったのでしょうか。
そして突然「素」に戻る。
これってつまりおもしろがっている「フリ」をしていたのではないか、と言うことなのです。周りのみんなが笑っている。私がその面白さを分からないわけがない。見てみてみんな、私は金田さんの笑いを理解してこんなに楽しんでいるのよ~、と言うことではないかと思うのです。
ちなみにShanPaoの意味は「何も考えない大バカ者」
意味も分からないのに大笑いしているあなたの事ですよ、市原さん!